当社への支援活動等

  まゆの里づくり協議会の活動は、当社の発足前のことなので、当社を支援するのが直接の目的ではなかったのですが、当社設立及び発足後の商品開発、宣伝方法等について貴重な情報を提供してくれたという意味では、有意義な活動でしたので、ここに紹介します。
  一つは、ふるさと財団の助成金による活動です。
  もう一つは、八戸短期大学「earth of H.T.D.」(代表 野田詩織さん)の活動です。

 ふるさと財団の助成金による成果

  当社の母体となったまゆの里づくり協議会(豊田美好会長)では、2011年9月から翌年の2月まで助成金をいただいて、会社設立の検討、桑関係者の勉強会、新商品の試作、テスト・マーケッチング等を行っています。 
  その際、あおもりコミュニティビジネスサポートセンターの山田里美さんに多大なご支援をいただきました。 
  その活動の中で、桑茶の試飲会を八戸市内だけでなく、三戸町、青森市、弘前市、東京都飯田橋の北彩館等で行い、同時にアンケートを実施し、約1,000件の回答を集めています。 以下に、その集計結果を示します。
 
  アンケートの結果は、当社のPR活動や商品開発に生かされています。
  例えば、アンケートの中のコメントからも商品改良のヒントをいただいており、会社設立後パウダーのパッケージは、縦長の深底のものからスプーンの入りやすい浅底のものに、改良されています。
  さらに、アンケートの中でスティックタイプへの要望が多かったことも、スティックタイプ開発のきっかけとなっています。




  八戸短期大学「earth of H.T.D」の活動

  八戸短期大学小渡教授のライフデザイン学科の学生3名で結成した「earth of H.T.D.」(代表 野田詩織さん)では、八戸市学生地域貢献表彰制度助成金を活用し、桑の普及に向けた活動を行いました。 例えば、桑パウダーを使ったスイーツの試作、桑葉採取へ障がい者雇用の可能性検討、桑の葉料理コンテストの開催等を精力的に行っています。 
  以下にコンテストを報じた記事を紹介します。
  但し、記事掲載の許可を取ることができたデーリー東北の記事には、残念ながらわが社の名前は出てきません。 試作のための桑パウダーの提供、ポスターを貼る場所探し、審査員としての参加、審査会場でのパネル展示や試飲コーナー設置等、積極的に関わったつもりでしたが・・・・。


  コンテストの結果、ミルクレープが4人の審査員全員一致の1位でした。
  その結果を踏まえて、桑パウダー入りミルクレープの商品化を八戸市内のケーキ店に働きかけてみました。 しかし、市内大手のお店は売れ筋商品の製造で手が回らないようでした。
  そこで、融通の利きそうなお店を探していたところ、堤町にある「ササンボン」さんが作ってくれることになりました。 ササンボンは野口さんが一人で切り盛りしていらっしゃいますが、ケーキ作りの教室を開くなど、精力的にスイーツの普及に努めている方でした。 まさに、桑を生かしたスイーツを広めていただくには最適な方とコラボができて、幸運だと感じておりました。
  しかしながら、残念なことに桑パウダー入りミルクレープを売り始めて間もなく、野口さんは家庭の事情で店をたたんで八戸を離れてしまい、この美味しいケーキが八戸から消えてしまったのは誠に残念です。